溶連菌(ようれんきん)との戦い
うちの子どもが溶連菌になりました。
実はわたし、溶連菌なんて言葉、子どもができるまで聞いたことがありませんでした。
私は30代半ばですが、子どもの頃に「溶連菌」なんて聞いたことが無かったのです。
自分に子どもができて、妻が「あの子が溶連菌になった」とか聞いて、始めて意識しました。
最近の話ですが、うちの子が高熱を出し、風邪をひいたみたいなので医者にかかり、風邪薬をもらいました。
2日ほどで元気になったので薬を止めました。
その2日後、また熱を出して医者に行き、また薬をもらいました。
すぐに回復したので、また薬を止めました。
その2日後、また熱が出ました。
溶連菌を疑ったのは妻でした。
そのあたりに子どもが「指先の皮が剥けて痛い」と言っていたこと、そして最近遊んだ子の母親との会話で、溶連菌になったことを聞いていた妻が、もしやと思いインターネットで調べたところ、
溶連菌の症状の一つに「指先の皮が剥ける」とあったため、急いで医者に行き、「溶連菌なんじゃないですか!?」と先生に問いました。
その場で検査した結果溶連菌と判明。
それから抗生物質を朝晩10日間服用し続けて、無事直りました。
この溶連菌とは、A群β溶血性連鎖状球菌という細菌がのどに感染して、のどの痛みや熱がでます。
熱は治療しなくても、自然に下がることがありますが、1-2週間後に再び熱発とのこと。
体や手足の発疹が出たり、舌がいちごの表面のようにぶつぶつになったりします。
1週間くらいしてから、手の指先から皮が捲れることがあります。飛沫(唾液から)でもうつります。
抗生物質で症状は治まるものの10日以上は服用が必要らしいです。
うちの子が何度も熱が出たり引いたりしたのは、まさに抗生物質を飲んで、止めて、飲んで止めてという過程からでした。
小さいお子さんがいるかた、風邪の症状が出たら溶連菌も疑ってください。処置が遅れると腎臓にくるらしいですから。